
大阪で総合建設会社(ゼネコン)を始めるための資金調達方法まとめ

「大阪」で総合建設会社(ゼネコン)を開業したいという人も多いはずです。
自分の手で建物を建て、街の風景をつくり上げたい。
建設業界での長年の経験と技術を活かして、独立したい。
大阪の再開発や万博関連のプロジェクトに自社で参画したい。
そんな想いを秘めて開業に向けて日々を過ごしている人のために、
「大阪で総合建設会社を開業するための資金調達」について、まとめました。
大阪で総合建設会社(ゼネコン)を開業するにはいくらかかる?

大阪で総合建設会社を開業する夢をかなえるためには、いくらぐらいお金を用意する必要があるのでしょうか。
建設業の開業に伴って必要になるお金について分けて考えていきましょう。
総合建設会社の開業資金は1,000万~5,000万円以上と、高額な初期投資が必要な業種です。
建設業許可の取得要件として一定の財産的基礎(一般建設業で500万円以上)が求められます。
加えて重機や車両の購入、事務所・資材置場の確保など、多岐にわたる設備投資が必要です。
大阪府での総合建設会社の開業資金は1,500万〜5,000万円程度が目安です。工事の規模や専門分野によってはさらに高額になります。
総合建設会社の開業資金の内訳を解説します。
1.建設業許可取得・法定費用
建設業を営むためには、建設業法に基づく建設業許可が必要です(軽微な工事を除く)。
一般建設業許可の取得には、知事許可で約9万円の手数料がかかります。大臣許可の場合は約15万円です。
許可取得の要件として「経営業務の管理責任者」と「専任技術者」の配置が必要で、
いずれも建設業に関する一定の実務経験や資格(1級建築施工管理技士等)が求められます。
また財産的基礎として、一般建設業で500万円以上の資本金または預金残高が必要です。
行政書士への申請代行費用は15~30万円程度です。
例えば、大阪府知事の一般建設業許可を取得する場合、
許可申請手数料 90,000
行政書士報酬 200,000
法人設立費用 250,000
資本金(財産的基礎) 5,000,000
合計 5,540,000
というように、許可取得と法人設立だけで550万円以上かかります。
なお資本金500万円は会社に残る「資金」ですので使えなくなるわけではありませんが、許可維持のために財産的基礎を下回らないよう注意が必要です。
2.重機・車両・工具
工事の内容によりますが、ユンボ(バックホー)やクレーン車、ダンプカーなどの重機・車両が必要になります。
小型ユンボ(中古50~200万円)、2tダンプ(中古100~200万円)、4tトラック(中古200~400万円)が基本的な車両です。
電動工具や足場材なども一式揃えると100~300万円程度かかります。
ただし重機はリースが一般的で、月額5~20万円程度で必要な時だけ借りることができます。
開業初期は自社保有を最小限にし、案件に応じてリースや協力会社から借りる方法でコストを抑えましょう。
3.事務所・資材置場
建設業許可の要件として営業所の設置が必要です。また工具や資材を保管する場所も確保しなければなりません。
大阪市内のオフィスは月額10~20万円程度ですが、資材置場を兼ねる場合は郊外の倉庫付き物件が便利です。
東大阪市や八尾市などの準工業地域では、事務所兼倉庫が月額15~30万円程度で借りられます。
保証金や初期費用を含めると100~300万円になることもあります。
4.保険・保証金・運転資金
建設業では、工事中の事故やトラブルに備えた各種保険が必須です。
建設工事保険(年間10~50万円)、賠償責任保険(年間10~30万円)、労災保険(売上に応じた保険料)が主なものです。
また公共工事に参入する場合は経営事項審査(経審)の費用(約15万円)や入札参加資格申請の費用も必要です。
建設業は支払いサイクルが長く、材料費や下請け業者への支払いが先行するため、運転資金の確保が極めて重要です。
最低でも3か月分、できれば6か月分の売上相当額を運転資金として確保しておくことを強くおすすめします。
総合建設会社の開業資金をどのように調達する?

総合建設会社の開業のため、1,500~5,000万円というお金をどのように用意すれば良いでしょうか。
おすすめの順で解説していきます。
大阪府や府内の市町村などの多くは、起業する人を支援するため助成金を行っています。
助成金は補助額や補助率という形で、「使う予定の一部を受け取れる」というメリットがあります。
つまり、返さなくてよいお金をもらえるのです!
ただしお金がもらえるということは、それに見合った条件をクリアする必要があります。
多くの場合、開業する場所や業態・年齢などの制限があります。
また申請に伴って地元の商工会への加入などが必要な場合もあります。
助成金は書類で審査のみということもありますが、それなりのプレゼンや計画書を求められることも多いです。
条件が当てはまる場合は、少し面倒ですがもらえる助成金はもらっておくのが大切です。
またレジなどの機器はIT補助金が利用できることもあります。全額補助ではなく、店舗の什器の一部補助も
調べると良いでしょう。
1.自治体などの助成金
大阪府や府内の市町村などの多くは、起業する人を支援するため助成金を行っています。
助成金は補助額や補助率という形で、「使う予定の一部を受け取れる」というメリットがあります。つまり、返さなくてよいお金をもらえるのです!ただしお金がもらえるということは、それに見合った条件をクリアする必要があります。
多くの場合、開業する場所や業態・年齢などの制限があります。また申請に伴って地元の商工会への加入などが必要な場合もあります。助成金は書類で審査のみということもありますが、それなりのプレゼンや計画書を求められることも多いです。
条件が当てはまる場合は、少し面倒ですがもらえる助成金はもらっておくのが大切です。またレジなどの機器はIT補助金が利用できることもあります。全額補助ではなく、店舗の什器の一部補助も調べると良いでしょう。
2.日本政策金融公庫
日本政策金融公庫は、起業や中小企業を支援する組織です。"公庫"という名前の通り、公的な機関です。
頑張る人を応援してくれます。特に起業の際は利用しない手はないと思います。名前が難しそうですが、めちゃくちゃ親身に気軽に無料で相談できるので、本当におすすめです。
ウェブや電話で訪問予約して、当日担当者と相談開始。どんなことをしたいのか、まずはそれだけでもOKです。(事前の予約の際に必要なものを案内されることもあります)
そこから必要なものをアドバイスを受けて、ひとつずつ準備していき、計画書を作成。審査を経て資金が融資されます。返済の金利や期間も担当者が業態や状況に応じてベストなものを提案してもらえますよ。
3.銀行・信用金庫
お金といえば銀行や信金を思い浮かべる人も多いと思います。でも起業の時は利用するのは結構、ハードルが高かったりします。銀行や信金は「信用」を審査してお金を貸します。そのため、実績がない状態だと融資を引き出すのは非常に難しいです。
少なくとも以下の条件にひとつでも当てはまらないと、厳しいと考えてください。
・住宅ローンなど既に高額な借り入れと返済の実績がある
・税理士などの紹介がある
・前職で一定の成果がある
・銀行の口座残高が豊富にある
・政策金融公庫で融資を受けている
そのため銀行や信金は、外部的な評価を非常に重視しているので、全くゼロからの開業資金のための融資はかなり難しいと思います。
政策金融公庫で融資を受ける→地方銀行や信用金庫へ相談、が最短ルートではないでしょうか。また融資に伴って保証会社に一定の保証金を納める必要があります。その場合は毎月の返済額同様に分割で払うことになります。
4.ノンバンク/不動産担保ローン
計画書を作るのが厳しい、自己資金が少ないという場合に候補になるのが不動産担保ローンです。
聞きなれない人も多いと思いますが、自宅や土地があればお金を借りられる方法です。不動産を担保にするため、高額の融資でも審査項目が少なく、融資実行までの日数が他と比べて早いのが特徴です。
自治体の助成金や公庫・銀行は計画書やプレゼン資料の作成なども課題になってきますが、不動産担保ローンの場合は不動産が保証してくれるので書類面での負担はほとんどありません。
メリットが多い不動産担保ローンですが、そもそも自宅や土地など不動産がなければ借りられないこと、金利が高めであることには注意してください。しかし返済期間も長期で設定でき、前倒しして一括返済もも ちろん可能ですので、資金調達の候補としては魅力的です。
おすすめしない資金調達方法

以上が、実際のコンサル経験と店舗出店に伴う資金調達からおすすめしている資金調達方法です。
逆に、おすすめしない資金調達方法は次の通りです。
1.クラウドファンディング
近年よく話題になる資金調達方法が「クラウドファンディング」、通称クラファンです。
ネットでたくさんの人からお金を集められるメリットがありますが、実際に試した経験からいうと次のようなデメリットが多いです。
・アピールの準備が大変
クラファンで資金を集めるためには、クラファンのページの画像や動画などの作りこみが重要です。
この人にお金を払っても良いな!と共感させる魅力的な写真や動画、そんなに簡単に作れますか…?
そもそも開店するお店はそこまで魅力的で独自性が強かったり、社会への貢献度が高い内容でしょうか。。。またクラファン開始前後もSNSやクラファンの投稿ページ内で毎日進捗や魅力的なメッセージを発信し続けることが求められます。そこまで苦労するなら、公庫の担当者と計画書作る方が圧倒的にカンタンで楽です。
・前借りでしかない
「クラファンで1000万円調達しました!」といっても、実際に使える・残るお金は大幅に目減りするって知ってますか?クラファンの運営会社への手数料が10~15%。さらに資金調達のための「リターン」として大幅な値引きや無料利用権などを配っていたらその分、本来発生する売上や利益を削っているんです。あるあるなのが、クラファンで1000万円調達しても、すぐに入金されるのが850万円で、さらにオープン後に「リターン」を使ったお客さんが来店してもその際の入金はゼロ。オープン後、忙しいだけでお金が残らない…というパターンに陥りがちなのです。逆に他の融資なら借りた金額はそのまま自由に使えます。
アピールするために有料オプションを利用したり、クラファンのコンサルに報酬を払ったり、話題になりそうなリターンを提供したりと、実はクラファンは額面以上に費用や手数料が重すぎるんです。
2.キャッシング/カードローン
銀行のATMやSNS広告でも多いのがキャッシング/カードローンです。非常に気軽にお金がカンタンな審査で借りられますので、使ってしまう人も多いのですが、創業資金にはおすすめしません。それは返済期間が短いことと高い金利にあります。起業は数十年単位で考える必要があります。そのため返済期間は長いほど楽ですし成功確率も上がります。
また返済に伴う金利は、毎月の残る利益に直結しますので、低いほど良いです。その点、キャッシング・カードローンはどちらも相性が悪いです。開業後、どうしても税金や仕入れの都合で1か月だけ借りたい、そんなケース以外はおすすめできません。

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