
大阪で機械器具卸売業を始めるための資金調達方法まとめ

「大阪」で機械器具卸売業を開業したいという人も多いはずです。
日本のモノづくりを支える機械や工具を、工場や企業に届けたい。
メーカーとユーザーをつなぐ架け橋として、技術力ある提案型の商社を目指したい。
大阪・東大阪の製造業集積地で、機械の専門商社として存在感を発揮したい。
そんな想いを秘めて開業に向けて日々を過ごしている人のために、
「大阪で機械器具卸売業を開業するための資金調達」について、まとめました。
大阪で機械器具卸売業を開業するにはいくらかかる?

大阪で機械器具卸売業を開業する夢をかなえるためには、いくらぐらいお金を用意する必要があるのでしょうか。
機械器具卸売業の開業に伴って必要になるお金について分けて考えていきましょう。
機械器具卸売業の開業資金は500万~2,000万円が一般的です。
取り扱う機械の種類(工作機械、産業用ロボット、計測器、工具等)によって必要な在庫資金や展示スペースが異なります。
商社型(在庫を持たない仲介)なら比較的少額で始められますが、在庫型はまとまった仕入れ資金が必要です。
大阪府での機械器具卸売業の開業資金は600万〜2,500万円程度が目安です。東大阪や八尾など製造業の集積地に拠点を置くと営業に有利です。
機械器具卸売業の開業資金の内訳を解説します。
1.事務所・展示スペース・倉庫
機械器具卸売業では事務所に加えて、商品の展示スペースや保管倉庫が必要になるケースが多いです。
大型機械を扱う場合はショールーム兼倉庫として50~100坪以上の物件が必要で、月額10~30万円程度です。
小型工具や計測器の場合は小規模な事務所+倉庫で対応でき、月額5~15万円程度です。
保証金を含めた初期費用は50~200万円になります。
東大阪市や堺市の準工業地域では比較的安価に物件を確保できます。
例えば、東大阪で事務所兼倉庫を借りる場合、
月額賃料 150,000
保証金(6か月分) 900,000
仲介手数料 150,000
合計 1,200,000
というように、事務所と倉庫の初期費用で120万円程度が必要です。
大型機械を展示するショールームは集客力がありますが、初期費用が高額になるため、事業が安定してから検討しても遅くはありません。
2.在庫仕入れ費用
機械器具卸売業の仕入れは高額になりがちです。
小型工具や消耗品であれば初期仕入れ100~300万円程度ですが、工作機械は1台数百万~数千万円になることもあります。
在庫を持たない「受注仕入れ」方式であれば、仕入れ資金を最小限に抑えることができます。
メーカーとの代理店契約を結ぶ場合、最低購入額(ミニマム)の条件が設定されることがあるため、事前に確認しておきましょう。
展示用のデモ機をメーカーから借りられる場合もあります。
3.IT環境・カタログ制作
見積書・請求書の作成、在庫管理、顧客管理にはPC(15~25万円) と業務ソフトが必要です。
取り扱い商品のカタログやWebサイトの整備も重要です。
自社Webサイト(20~50万円)には取り扱いメーカーや商品カテゴリ、技術情報を掲載しましょう。
商品カタログや技術資料の印刷費として10~30万円程度を見込んでおきましょう。
4.営業活動費・運転資金
機械器具卸売業は営業力が命です。顧客先への訪問が頻繁なため、営業車両(中古50~150万円)と交通費が必要です。
展示会への出展(1回10~50万円)も有効な営業手段です。
掛け売り取引が一般的なため、売掛金の回収サイクル(通常1~3か月)を考慮した運転資金が必要です。
最低でも3か月分の固定費+仕入れ代金を運転資金として確保しましょう。
機械器具卸売業の開業資金をどのように調達する?

機械器具卸売業の開業のため、600~2,500万円というお金をどのように用意すれば良いでしょ うか。
おすすめの順で解説していきます。
大阪府や府内の市町村などの多くは、起業する人を支援するため助成金を行っています。
助成金は補助額や補助率という形で、「使う予定の一部を受け取れる」というメリットがあります。
つまり、返さなくてよいお金をもらえるのです!
ただしお金がもらえるということは、それに見合った条件をクリアする必要があります。
多くの場合、開業する場所や業態・年齢などの制限があります。
また申請に伴って地元の商工会への加入などが必要 な場合もあります。
助成金は書類で審査のみということもありますが、それなりのプレゼンや計画書を求められることも多いです。
条件が当てはまる場合は、少し面倒ですがもらえる助成金はもらっておくのが大切です。
またレジなどの機器はIT補助金が利用できることもあります。全額補助ではなく、店舗の什器の一部補助も
調べると良いでしょう。
1.自治体などの助成金
大阪府や府内の市町村などの多くは、起業する人を支援するため助成金を行っています。
助成金は補助額や補助率という形で、「使う予定の一部を受け取れる」というメリットがあります。つまり、返さなくてよいお金をもらえるのです!ただしお金がもらえるということは、それに見合った条件をクリアする必要があります。
多くの場合、開業する場所や業態・年齢などの制限があります。また申請に伴って地元の商工会への加入などが必要な場合もあります。助成金は書類で審査のみということもありますが、それなりのプレゼンや計画書を求められることも多いです。
条件が当てはまる場合は、少し面倒ですがもらえる助成金はもらっておくのが大切です。またレジなどの機器はIT補助金が利用できることもあります。全額補助ではなく、店舗の什器の一部補助も調べると良いでしょう。
2.日本政策金融公庫
日本政策金融公庫は、起業や中小企業を支援する組織です。"公庫"という名前の通り、公的な機関です。
頑張る人を応援してくれます。特に起業の際は利用しない手はないと思います。名前が難しそうですが、めちゃくちゃ親身に気軽に無料で相談できるので、本当におすすめです。
ウェブや電話で訪問予約して、当日担当者と相談開始。どんなことをしたいのか、まずはそれだけでもOKです。(事前の予約の際に必要なものを案内されることもあります)
そこから必要なものをアドバイスを受けて、ひとつずつ準備していき、計画書を作成。審査を経て資金が融資されます。返済の金利や期間も担当者が業態や状況に応じてベストなものを提案してもらえますよ。
3.銀行・信用金庫
お金といえば銀行や信金を思い浮かべる人も多いと思います。でも起業の時は利用するのは結構、ハードルが高かったりします。銀行や信金は「信用」を審査してお金を貸します。そのため、実績がない状態だと融資を引き出すのは非常に難しいです。
少なくとも以下の条件にひとつでも当てはまらないと、厳しいと考えてください。
・住宅ローンなど既に高額な借り入れと返済の実績がある
・税理士などの紹介がある
・前職で一定の成果がある
・銀行の口座残高が豊富にある
・政策金融公庫で融資を受けている
そのため銀行や信金は、外部的な評価を非常に重視しているので、全くゼロからの開業資金のための融資はかなり難しいと思います。
政策金融公庫で融資を受ける→地方銀行や信用金庫へ相談、が最短ルートではないでしょうか。また融資に伴って保証会社に一定の保証金を納める必要があります。その場合は毎月の返済額同様に分割で払うことになります。
4.ノンバンク/不動産担保ローン
計画書を作るのが厳しい、自己資金が少ないという場合に候補になるのが不動産担保ローンです。
聞きなれない人も多いと思いますが、自宅や土地があればお金を借りられる方法です。不動産を担保にするため、高額の融資でも審査項目が少なく、融資実行までの日数が他と比べて早いのが特徴です。
自治体の助成金や公庫・銀行は計画書やプレゼン資料の作成なども課題になってきますが、不動産担保ローンの場合は不動産が保証してくれるので書類面での負担はほとんどありません。
メリットが多い不動産担保ローンですが、そもそも自宅や土地など不動産がなければ借りられないこと、金利が高めであることには注意してください。しかし返済期間も長期で設定でき、前倒しして一括返済もも ちろん可能ですので、資金調達の候補としては魅力的です。
おすすめしない資金調達方法

以上が、実際のコンサル経験と店舗出店に伴う資金調達からおすすめしている資金調達方法です。
逆に、おすすめしない資金調達方法は次の通りです。
1.クラウドファンディング
近年よく話題になる資金調達方法が「クラウドファンディング」、通称クラファンです。
ネットでたくさんの人からお金を集められるメリットがありますが、実際に試した経験からいうと次のようなデメリットが多いです。
・アピールの準備が大変
クラファンで資金を集めるためには、クラファンのページの画像や動画などの作りこみが重要です。
この人にお金を払っても良いな!と共感させる魅力的な写真や動画、そんなに簡単に作れますか…?
そもそも開店するお店はそこまで魅力的で独自性が強かったり、社会への貢献度が高い内容でしょうか。。。またクラファン開始前後もSNSやクラファンの投稿ページ内で毎日進捗や魅力的なメッセージを発信し続けることが求められます。そこまで苦労するなら、公庫の担当者と計画書作る方が圧倒的にカンタンで楽です。
・前借りでしかない
「クラファンで1000万円調達しました!」といっても、実際に使える・残るお金は大幅に目減りするって知ってますか?クラファンの運営会社への手数料が10~15%。さらに資金調達のための「リターン」として大幅な値引きや無料利用権などを配っていたらその分、本来発生する売上や利益を削っているんです。あるあるなのが、クラファンで1000万円調達しても、すぐに入金されるのが850万円で、さらにオープン後に「リターン」を使ったお客さんが来店してもその際の入金はゼロ。オープン後、忙しいだけでお金が残らない…というパターンに陥りがちなのです。逆に他の融資なら借りた金額はそのまま自由に使えます。
アピールするために有料オプションを利用したり、クラファンのコンサルに報酬を払ったり、話題になりそうなリターンを提供したりと、実はクラファンは額面以上に費用や手数料が重すぎるんです。
2.キャッシング/カードローン
銀行のATMやSNS広告でも多いのがキャッシング/カードローンです。非常に気軽にお金がカンタンな審査で借りられますので、使ってしまう人も多いのですが、創業資金にはおすすめしません。それは返済期間が短いことと高い金利にあります。起業は数十年単位で考える必要があります。そのため返済期間は長いほど楽ですし成功確率も上がります。
また返済に伴う金利は、毎月の残る利益に直結しますので、低いほど良いです。その点、キャッシング・カードローンはどちらも相性が悪いです。開業後、どうしても税金や仕入れの都合で1か月だけ借りたい、そんなケース以外はおすすめできません。

「カリテミー」では、資金調達方法を地域や調達希望額でじっくり探せます。
広告やアフィリエイトは行わず、客観的なデータだけで掲載しています。
自分にぴったりの資金調達先を見つけてください。
オススメ記事





